1月10日は110番の日|正しい通報の仕方と知っておきたいポイント

110番の日とは?

1月10日「110番の日」は、警察庁が110番通報の正しい使い方を広く啓発するために制定した日です。この機会に、緊急時の対応について理解を深め、いざという時に冷静に行動できるよう備えましょう。


110番通報が必要なケースとは?

110番通報は、緊急性が高い場合に利用するものです。以下のような状況で使用します:

  1. 犯罪の発生や目撃:
    • 侵入窃盗、ひったくり、強盗などの犯罪が発生した場合。
  2. 事故やトラブル:
    • 交通事故やけんかなどの現場に遭遇した場合。
  3. 緊急の危険を感じた時:
    • 不審者が家の周囲をうろついている、ストーカー被害に遭っているなど。

正しい110番通報の方法

  1. 落ち着いて状況を説明
    • 事件や事故の「場所」「内容」「状況」を簡潔に伝えます。
    • 例: 「○○市○丁目の交差点で交通事故がありました。けが人がいます。」
  2. 警察官の質問に答える
    • 「いつ」「どこで」「誰が」「何をしたか」を順序立てて説明。
    • 必要に応じて、自分の名前や連絡先を伝える。
  3. 周囲の安全を確保
    • 通報中でも、自分や他人の安全を最優先に行動。

迷惑110番通報を防ぐために

110番通報は緊急用です。以下のようなケースでは、110番ではなく警察相談ダイヤル(#9110)を利用しましょう:

  • 騒音やご近所トラブル。
  • 道路標識の破損など緊急性の低い通報。
  • 犯罪や事故には至らない不審な状況の相談。

警察相談ダイヤル(#9110)の特徴

  • 受付時間: 各都道府県警察ごとに設定(多くは平日対応)。
  • 利用例:
    • 詐欺と思われる電話を受けた場合の相談。
    • 身の回りで不安に感じた出来事について。

110番を取り巻く最近の動き

通報システムのデジタル化

  • 一部地域では、スマートフォンから画像や動画を添付して通報する「デジタル110番」が導入されています。
  • 交通事故や犯罪現場の状況を迅速に共有でき、現場対応がスムーズになります。

110番にまつわる統計

  • 2024年度の統計では、約20%が緊急性のない通報(迷惑通報)だったことが分かっています。
  • 緊急時のための110番を正しく使う意識が求められます。

まとめ|正しい使い方で110番を守る

1月10日の「110番の日」をきっかけに、緊急時の対応を家族や職場で共有し、正しい通報方法を意識しましょう。

110番はあなたの命と安心を守るための緊急通報手段です。緊急時に備え、迷わず行動できる知識をこの機会に身につけましょう。

防犯・安全

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